DAY 4
マレーシア
~マラッカ・クアラセランゴール~
昨夜は22時到着だったし、今日は9時半出発で連泊なのでゆっくり朝食を食べ、ホテルの中もウロウロ出来ました。
朝食も洋食とマレー料理が混ざった感じで、ラクサのヌードルが美味しかったです!
朝食がしっかり食べられると、1日頑張れる気がします(笑)
ホテルのすぐ側にはショッピングモールなどが多くあり、シネマコンプレックスもあったりと、かなり栄えています。
夜景が明るかったの納得です。
観光する場所もショッピングモールの裏だったり、マラッカの街は全て歩いて回れてしまいそうです。
Jonker Center Stageの前でバスを降り、Jalan Tokongという通りを歩きます。
飲食店や雑貨店など、色々なお店が並んでいます。
道端にドリアンが…
どうしても食べてみたいのですが、なかなかチャンスに恵まれません😢
(後々カンボジアで食べる事になります…)
ビーズサンダルの職人さんのお店に入ります。
ビーズサンダルは、マラッカで生まれたプラナカン(中国人男性とマレー女性が結婚して生まれた人の総称)の女性(ニョニャ)が履いたサンダルで、ニョニャシューズとも呼ばれています。
甲の部分に刺繍を施してからサンダルの形にするんだそうです。
このお店のオジサン、マレーシアでただ1人、王様から褒章を頂いている凄い人なんです!
RM200(5000円)くらいからあるようで、欲しい気持ちもありますが、ベトナムでサンダルを2足買っちゃっているのですよね…
そんなにサンダルばかり買っても仕方ないので諦めます。
ちなみにマレーシアの通貨はリンギットです。
明の永楽帝の命を受け大遠征を指揮した海軍大将「鄭和」の功績を讃え、1646年に建立された、世界遺産に登録されているマレーシア最古の中国寺院「青雲亭」です。
左には海運を司る仏様、中央には心を穏やかに護る観音菩薩、右には正義と平和を司る仏様が祀られており、仏教、道教、儒教が混同しているお寺です。。
ブッダの一生が描かれている沈金画もあります。
妙にキュートな狛犬がお出迎えしてくれます。
お詣りの仕方を説明してくれます。
神様に願い事を唱えて、赤い月のような形の木を投げます。
両方が表なら叶い、裏ならダメ。
両方の向きが揃うまでやり直すんだそう。
少し天気予報占い(下駄占い)に似ているかな?
真剣なので、お邪魔しないように見学します。
扉を抜けると別の空間に出ました。
ほとんど人のいない空間です。
石碑や十八羅漢像などがあったり、お堂や位牌が置かれた部屋もあり…
しかし、何が何で、どんな意味があるのかもわからず、ただ写真を撮りながら通り抜けただけ…
本堂の左側に出たので、本堂の後ろを右から左へぐるりと回って来たようです。
青雲亭の近くにはお供え物を売るお店が多くありました。
お金に見立てた紙が燃やされることが多いそうですが、あの世への旅が快適になるよう、舟や車、バイクなどの乗り物の模型が供えられることも多いそうです。
最近ではパスポートが供えられることもあるとか…
1868年にマラッカに住むインド人イスラム教徒らによって建立された「カンポン・クリン・モスク」と、現存するマレーシア最古のヒンドゥー教寺院「スリポヤタヴィナヤガールムーティ寺院」が隣り合っているのを見ながら歩きます。
ヒンドゥー教の寺院は神聖な場所なので立ち入り禁止です。
観光客が入ってこないよう、頑丈な柵が設置されていました。
チャイナタウンをひたすら歩きます。
ド派手なトライショーに遭遇!
キャラクターとか…良いのかしら?(笑)
お土産屋さんが並ぶ通りに出ると、少しずつ人が増えて来ました。
Hard Rock Cafeや日本語の書かれたかき氷屋さんなど、オシャレなお店も多くなりました。
マラッカ川を渡るとマレー地区になります。
綺麗な花が生けられたオランダ広場に出ました。
人が多い💦
教会があり中に入ってみましたが、とても質素な作りになっていて、寺院と違い過ぎて驚きました。
ちなみに、オランダ広場にある時計台は、1982年8月31日の独立記念日に「セイコー」が寄付したものだそうです。
1650年に当時マラッカを植民地化に置いていたオランダが、行政を指揮する役所として建設した「スタダイズ」に出ました。
スタダイスとはオランダ語で「議事堂・市役所」という意味だそうです。
現在はマレーシアの歴史博物館となっているそうです。
更に進むとDemocratic Government Museumという民主主義政府の博物館がありました。
元マラッカ州議会の建物らしいです。
セント・ポールの丘を登ります。
丘の上にはセント・ポール教会礼拝堂史跡と、フランシスコ・ザビエルの像がありました。
この教会は熱病に冒され殉教したザビエルの聖骸が、9ヶ月の間安置されていた場所なんだそうです。
それなのに何故ぼろぼろのなのかというと、マラッカを支配したポルトガルはキリスト教カトリック派。
ルターの宗教革命の後に支配者となったのがプロテスタント派だったオランダ、イギリスだった為、カトリックだったこの教会は一切メンテナンスされずに朽ち果ててしまったんだそうです。
なんだか世界史の勉強をしているようです。
教会史跡内部に並ぶ高さ2メートルの石碑は、この教会を朽ち果てさせたプロテスタント派の功績者・信者の墓石です。
1957年、独立したマレーシア政府はこの丘に知事の公邸を建てましたが、見下ろす丘陵地にこの墓石が点在していたのでした。
知事がイスラム教徒だったマレーシア政府が墓地の撤去を宣言し、クライストチャーチ信者が墓地の代替え地も見つけられずに困っていた時、カトリック教会が『キリストの名において同盟者として』と救いの手を差し伸べ、墓石をこのセントポール教会史跡に運び込んだのだそうです。
信仰するものが違っても、皆が助け合えれば宗教問題なんて無くなるのに…と思ったりします。
丘を下り、1511年にマラッカ王朝植民地経営にしたポルトガルによって建造されたファモサ要塞史跡に出ます。
サンチャゴ砦は城内に出入りする通用門として設置された4ヶ所のゲートの内、現存するたった一つのゲートです。
1795年に英国が砦を破壊しようとした寸前、スタンフォード・ラッフルズ卿が「この建造物は、偉大な開拓者の英知を後世に伝える貴重な資料だ!」と力説し、爆破が中止されたんだそうです。
ラッフルズ卿…昨日、シンガポールで見た、あの方ですね!
このファモサ要塞史跡の周りにはマラッカ王宮博物館や独立記念博物館などがあるようなので、時間があれば行ってみたかったです。
マレー鉄道や航空機の模型があるMelaka Historical Vehicle Park(Taman Kenderaan Sejarah Melaka)の前には、People's Museum(Muzium Rakyat)がありました。
恐竜がいるけどPeople's Museum?
全然内容が想像できません。
すぐ目の前にショッピングモールがあるのですが、このショッピングモールの向こうにホテルがあるので、本当にマラッカは小さい街です。
お昼はRestoran Keng-Dom(龍華酒家)でニョニャ料理です。
中華料理にニョニャがマレーのスパイスを足したことから出来た料理です。
確かに中華っぽいのですがスパイシーで、私は結構好きな味でした。
食事の後は「B.C. Convenience Store Malaca」でお買い物タイム。
基本的にマレー人はアルコールを飲まないので…お昼に飲めなかったから、缶ビールを購入(笑)
クアラ・セランゴールへ向かうバスの中で頂きます。
サービスエリアで休憩です。
ガイドさんオススメの紅茶があるとの事で、一緒にくっついて行って買って貰います。
なんでも砂糖入りを頼んでしまうと激甘過ぎて飲めないんだそう…
グラスだし、てっきり冷たいと思って飲んだら熱い💦
猫舌の私、思いっきりヤケドしました😢
そして、これのどこが砂糖抜き???な甘さです。
怖いもの見たさで砂糖入りを頼んでみたいと思いました(笑)
お昼を食べて移動して来ただけなのに夕食です(笑)
クアラ・セランゴールにある海運海鮮楼(Hai Ung Seafood Restoran)での海鮮中華です。
中華とはいうものの、やはり少しスパイシーでマレー料理っぽい感じです。
こっちの方が好きかも。
ただ量は相変わらず多すぎます。
セランゴール川沿いにある、クアラ・セランゴール自然公園に到着です。
ここの川で舟に乗ってホタル観賞をするようです。
日本のホタル観賞とはだいぶ違うみたいです。
陽が沈むまでずっと待機なので、飾ってあるポスターなどを撮っていますが、とにかく蚊が多いので落ち着きません💦
キレイな夕焼けになりました。
陽が沈むのを待つのみです。
ホタルは日本のものとはだいぶ違いました。
飛び回るものはほとんど無く、木に止まっているのでイルミネーションのようです。
点滅しているのと、舟が進行しているので動いているように見えますが…
最後の宿泊地、クアラ・ルンプールに向かいます。
トイレに行くとヤモリの大群がいてギョッ💦
バスの中でガイドの周さんが色々なマレーシアの話をしてくれます。
シャープにお勤めだったそうで、日本語ペラペラどころか日本の事にもメチャクチャ詳しくて、話もとても面白いのです。
今までツアーでガイドさんの話をメモするなんてしたこと無かったのに、ついついメモ取りまくり。
地理と政治経済の講義を受けている感じでもありますが(笑)
ホテルに到着です。
残念ながら市街地にはかなり遠く、かなり高層のホテルなのに周りには何も無いという…
しかし、スタバとセブンイレブンがあるので大満足♪
マレーシアは結構コンビニが充実しています。
見えないと諦めていたライトアップされたペトロナス・ツインタワーとクアラルンプールタワーも、望遠レンズでとらえる事が出来ました!