DAY 2
ドイツ
~ハイデルベルク・ローテンブルク・フュッセン~
飛行機の中で寝ないように映画を観続けていたおかげで時差ボケもせず、しっかり寝られたのでスッキリ起床です。
暇だからと言って飛行機の中で寝るのではなく、到着地の時間に合わせて調整しないとダメだなと再認識。
今日はロマンティック街道を走ってフュッセンまで向かいます。
ライン川を越えて、まずはハイデルベルクを目指します。
ハイデルベルクという街全体が古い街並みなのかと思ったら、大学都市らしくて近代的な建物が並んでいます。
少し山の方に近付くと、古い街並みに変化して来ました。
ライン川の支流のネッカー川沿いから山を少し登ると、ハイデルベルク城が現れました。
朝靄の中に廃墟のような古城がたたずんでおり、幻想的な雰囲気を醸し出しています。
城門に向かって歩きます。
城門には落とし格子があり、いかにも中世のお城という感じで、おとぎ話の世界に入り込んだ気がします。
扉の取っ手には、魔女が噛み付いたと言われる歯形が残っています。
城門を抜けると広場があります。
左手にはルプレヒト館。
入口の上に可愛い天使の彫刻があるのですが…
大工の棟梁の双子の娘が父親の仕事を観に来て高いところから落ちて死んでしまい、嘆き悲しんだ棟梁が彫刻を作って飾ったというお話なんです😢
フリードリッヒ館の中に入り、まずはテラスに出てハイデルベルクの街並みを一望します。
ネッカー川に架かるカール・テオドール橋(通称アルテ・ブリュッケ)も良く見えます。
テラスには大きな窪みが…
これは、火災で逃げられなくなった騎士が飛び降りた際に出来た足跡だとか、妃の浮気相手の騎士が見つかりそうになって飛び降りた足跡とか、泥酔したフリードリヒ4世が飛び降りた足跡とか、とにかく諸説紛々ではありますが、足跡という事には変わりないようです。
みんな、自分の踵と合わせてみます(笑)
フリードリッヒ館の中に戻ると大きなワイン樽が並んでいます。
直径7m、長さ8.5m、容量222,000ℓという世界一大きなワイン樽があり、上に登る事も出来ます。
宴の際にポンプで汲み上げられるようになっていたり、とにかくワイン好きだということがわかります。
それは横にあるペルケオの逸話からもわかります。
ペルケオは子供の頃から水の代わりにワインを飲み続けており、ある時医者から健康の為に良くないから水を飲むように言われ、水を飲んだら体調を崩して死んでしまったそうな💦
いやはや、私も気を付けよう(笑)
どんなに美味しいワインなのか興味があったけれど、残念ながら時間外で飲めず😢
あっという間にハイデルベルク城の見学は終了です。
入口の所にあるお土産屋さんも営業時間外。
朝早かったのでほとんど見学客もいなくて、静かに観れて良かったです。
カール・テオドール橋へ来ました。
塔の横にサルとネズミの像があります。
由来は不明。
そもそもサルなのかマントヒヒなのか、ググると意見が割れています。
こういう像を見ると、ついついお尻を撮りたくなります。
後ろ姿って、調べてもなかなか出て来ないでしょ?(笑)
橋の中央まで行って、先程まで見学していたハイデルベルク城を見上げてみます。
カール・テオドールの像もありました。
ハウプト通りのお店巡りです。
お土産屋さんのポストカードのセンスにバカウケです🤣
色々あって悩むけれど、オシャレな酒屋さん「Alte Brennerei」に入ってリキュールを試飲。
店舗の中に騎士の鎧があってビックリです!
木箱に入ったリキュールの小瓶セットと2007年物のアイスワインを購入。
ここのお店はお酢なども取り扱っており、瓶がカワイイのでお土産には最適。
ただし、飛行機の重量には要注意です!(笑)
ハウプト通りにはマルクト広場があり、その横には精霊教会があります。
残念ながら入ることは出来ませんでしたが、リブ・ヴォールトの見事な教会のようです。
初日から重たい瓶が増えて、ハイデルベルクの散策終了です。
高速道路を走ってハイルブロンという大きな都市に入ると、真横に原子力発電所が…
こんな街中にあるなんて!
衝撃的でした。
ローテンブルク(正式にはローテンブルク・オプ・デア・タウバー)に到着。
城壁の中に入る前に昼食です。
ドイツワインを飲もうと思っていたけれど、添乗員さんがドイツのこの地方に来たなら「ヴァイツェン」を飲むべしと言うので、あまりビールは得意じゃないんだけど飲んでみます。
美味しい!
これは、私でも飲める!!
ドイツに赴任していた友人達曰く、ビールとソーセージ、ザワークラウトくらいしか美味しいものは無いとのことだったけど、フィッシュフライも大丈夫(笑)
ガルゲン門から城壁の中に入り、壁沿いを歩きます。
途中にある塔のような場所から上に登り、壁の上の通路を歩きます。
狭い通路ですが、屋根もあるので天気が悪くても大丈夫!
城壁の中は静かな住宅地が広がっています。
雪が積もっていますが、この冬はヨーロッパ全体が暖冬なため、量はかなり少ないそうです。
町の中心地に向かいます。
左右には色々なお店がありますが、後で寄れるとの事なので、どんなお店があるのか確認しながら歩きます。
どちらかというとスーパーマーケットなど、住民向けのお店が多いです。
マルクス塔とレーダーアーチが近付いています。
レーダーアーチをくぐったところにあるパン屋さん「Brot & Zeit」は有名だそうです。
窓際で売られているパンはカチコチで長期保存も可能だけれど、食べるのも大変だとか(笑)
この辺りから飲食店やお土産屋さんが増えて来ました。
マルクト広場に出ました。
市庁舎が正面にあり、横にからくり時計の建物があるのですが、残念ながら修理中。
酔っぱらいの市長が飛び出すなんて…見たかったです😢
ヨーロッパは観光名所の修復には実物大の絵を掲げてくれるのが素晴らしい!と感心してしまします。
日本もこの前、雷門でやっていましたが、もう少し観光客に配慮しても良いのでは?と思います。
ちなみに市庁舎には€2で上がれる展望台もあり、ローテンブルクの街を一望できるようです。
ヤコブ教会へ向かいます。
彫刻家リーメン・シュナイダー作の「聖血祭壇」があるらしいのですが、中には入れず…
教会の外にある彫刻を観ます。
とはいえ鉄格子の中なので、カメラを突っ込んで写真を撮るのみ。
誰作の何なのか聞いたかもしれないけれど、覚えていません💦
プレーンラインに向かってウンターレ・シュミードガッセを歩きます。
とりあえず写真を撮って自由時間。
友人に勧められた伝統菓子の「シュネーバル」を購入。
これは「雪玉」という意味だそう。
激甘のように見えますが、意外とそんなに甘くないです。
ただしボロボロと崩れるので、食べにくいです💦
マルクト広場の前にあるおもちゃ屋さんに行こうかと思ったものの、くるみ割り人形が怖すぎて入る気になれません💦
ドラマ「本当にあった怖い話」を観てしまった影響です(笑)
クリスマス・マーケットもたくさんあるけれど、考えてみたらクリスマスは1ヶ月前に終わっています。
今買ってどうする?と思って踏みとどまります。
結局マルクス塔近くのスーパーマーケットまで戻ります。
ドイツワインで有名だという「フランケンワイン」があったのでヴァイス(白)を購入。
ボトルの形がカワイイです♪
フランケンワインの言えばヴァイスだそうなのですが、逆に珍しいロート(赤)を買えば良かったかな?なんて後悔も少し…
基本に忠実に選ぶか、チャレンジしてみるか、お土産を買うのも難しいです。
集合場所のプレーンラインに戻ると、まだ少し時間があったので、近くの洋服店に。
なかなか日本では見掛けることのないデザインだったので、非常に欲しかったのだけれど、こんなところで洋服を買うのも…と思って我慢。
でも、やはり2度と見掛けることのないデザインだったので、買っておけば良かったかな?
ジーバー塔の下をくぐり、シュピタルガッセをシュピタールに向かって歩きます。
くるみ割り人形とかビールグラスとか、ドイツならではのお土産を買うべきだったかと、最後の最後まで悩んでしまいました(笑)
途中で城壁沿いのシュルテンガッセに移動し、外にでます。
ここからフュッセンまで、ロマンチック街道を4時間半のドライブです。
ここから「ロマンティック街道を走ってフュッセンへ!」とうたっていたので、これまた有名なネルトリンゲン辺りを車窓から見れるのかと思っていたのですが…
普通に高速道路を移動です。
ずっとスイスのジュネーブまでこのバスで行きますが、計算してみたら約1200㎞!!
ドライバーのアントニオさん、良い人です。
ドイツ人と日本人は何となく気質が似ています。
20時にやっとホテルに到着です。
途中でライトアップされたノイシュバンシュタイン城が見えました!
この後のナイトツアーが楽しみです♪
ここのホテルはオーナーの奥様が日本人で、日本の子供のインターンを受け入れたりしていて、よくテレビ番組で紹介されています。
ホテルのオプショナルツアー、ナイトツアーです!
今日は6時半起き、8時出発で疲れ果ててしまったらしく、私以外参加者がいません💦
でも、連れて行ってくれました~~~!
女性ドライバーさんが私一人だと知ってガッカリしているのもわかったし、あまり英語も喋れません!と伝えたので話も盛り上がらず…
しかし、ちゃんと案内してくれて写真も撮ってくれました。
デジカメのピントがなかなか合わず、夜なので手ブレもしてしまい、とにかく上手く写真が撮れない😫
カメラは大事です!
フュッセンの街中をドライブするのも良かったです!
ナイトツアーから帰ると23時半を過ぎてます💦
明日は6時起きの7時半出発!
早く寝なきゃと思うものの…寝付けません。
そして気付きました。
このフランケンワイン、普通のワインボトルよりもメチャクチャ重いのです!!
これ、重量的にヤバイでしょ!と思い、夜な夜な飲もうと思って買った缶ビールを持ち帰り、これを毎晩飲んで終わらせようと予定変更(笑)