DAY 3
ミハス・マラガ
早く起きてしまったので、朝食前に外に出てみます。
なるほど、確かに4階にしかバルコニーが無い…
夜景の写真はエレベーターホールの横で撮った事にしておこうっと。
朝食を食べてミハスへ向かいます。
山や水道橋を見ながら陸地を2時間くらい走ると、海が見えて来ました!
ミハスに到着。
インフォメーションセンターで地図を貰います…というか、無料の自動販売機のような機械から取り出します。
ガコガコ言っていて、今にも壊れそうです(笑)
広場には馬車やナッツ屋さんがあり、たどたどしい日本語で「1つなら○○ユーロ、3つなら○○ユーロ」と呼んでます。
一通り試食して、帰りに買うから!と告げて立ち去ります。
もちろん帰りに購入しました。
アーモンドとピーナッツのハチミツ掛け、ピーナッツの塩煎りの3種類があり、その3つを買いましたが、安くて美味しかったので正解!
塩煎りは数が少なかったので、買えて良かったです。
昨日までは寒かったのですが、ここは気温が20度近くあり、上着はいりません。
白い街並みにカラフルなお土産が並ぶ感じは、イタリアのナポリっぽいです。
ずっと同じような白い街並みが続くので、何か目印の建物を決めておかないと迷子になりそうです。
正直なところ、配られた地図はどれもわかり辛いのです…
コンパス通りを進み、少し汗ばみつつ坂を上って、まずは展望台を目指します。
天気が良いので、最高の眺めです!
ジブラルタル海峡の向こうにはモロッコが見えます。
こんなにハッキリ見えるのは非常にラッキーとのこと。
日頃の行いですかね(笑)
眼下には青い点々が…
これ、個人のお宅のプールだとか。
この辺りの家はプール付きが当たり前なんだそう。
羨ましい限りです。
闘牛場の前を通って、来た道を戻ります。
革命広場で道を曲がり、マラガ通りを進んで、お昼の集合場所であるリベルター広場まで行きます。
小さな町のはずなのに、段々どこを歩いているのかわからなくなりそうです。
方向音痴の人には厳しいかもしれません…
集合場所の確認をすると、お昼まで自由時間です。
アルガンオイルを使用した化粧品類はここで買うと安いとのことなので、女性陣はガイドさんに案内して貰います。
私は他に行ってみたい場所があったので、さっさと買い物を済ませて店を飛び出します。
ちなみに、このお店もまとめ買いするとオマケをくれますので、バラマキのお土産に利用するのも良いです。
隣が近代美術センターでピカソの作品もあるとのことでしたが、あまりピカソは好きではないので目的地へ急ぎます。
行ってみたかったのは地図だと町の1番下にあるほこらの礼拝堂「Ermita de la Virgen de la Peña」。
地図を見るととても遠くに感じ、お土産を買う時間も考えると…なんて必死に歩いていたら、最初に到着した広場のすぐ近くだったことに気付きます。
意外と近い…
小さな礼拝堂ですが、とても雰囲気が良く、天恵を授かれそうな感じです。
でも、写真を撮るという罰当たりな事をしたのでダメでしょう…
教会の中を一通り見学したら、海の写真を撮ってお土産を買いに行きます。
製粉工場の見学も出来るようでしたが、所要時間がわからないので諦め、オススメと紹介された「amapola」というミハスの押し花を使った手作りグッズのお店に向かいます。
アクセサリーなど色々ありますが、押し花なので1つとして同じものはありません。
めちゃくちゃ吟味していると奥から在庫を出してくれ、いっぱい選ばせて貰えました。
日本人のスタッフもいたので、安心して買い物が出来ました。
日本円も使えます。
お昼はリベルター広場にある「Cafe Bar Porras」。
スペイン風ラタトゥイユ「ピスト・カステリャーノ」が美味しくてTintoが進みます(笑)
次のメニューが白身魚のフライだったので、つい白ワイン(スペインではBlanco)をおかわり。
ガンガン飲むオジサマ集団がいるので、つられて飲んだくれ状態になりそうです💦
白身魚はイギリスのフィッシュアンドチップスな感じです。
全員がお店から出てくるのを待っている間に、目の前にある「Museo Historico-Etnologico」というお店に吸い込まれました。
雑貨やアクセサリーが、オシャレでカワイイんです。
思わずみんなが吸い込まれるという結果に。
ちょっと添乗員さんがイラついてます(笑)
この添乗員さん、やや難アリ。
今までのツアーで添乗員さんやガイドさんに外れた事は無いけど、今回はちょっと微妙かも…
あ、そういえばアメリカで現地ガイドさんが倒れるトラブルがあった!
もしよろしければ、アメリカ旅行編も読んで下さいませ。
マラガにやって来ました。
スペイン周遊ツアーには組み込まれたり組み込まれなかったりする観光地だそう。
港に来ましたが、本当に12月とは思えない日差しと暖かさ。
昨日までの寒さが嘘のようです。
港で潮風に当たってからヒブラルファロ城へ向かいます。
ヒブラルファロ城です。
添乗員さんがあまり見るものが無いと連呼していてどんな所なんだろうか?と心配でしたが、きちんとした資料室がありました。
服飾史で女性の服は勉強していたし、資料館にもあったのでよく見ていたけれど、男性の服を見る事がなかったので面白かったです。
行く前から添乗員さんが微妙を連呼しちゃダメでしょう…
街と海が一望できる展望台へ歩きます。
城壁からの眺めは最高です。
マラゲタ闘牛場が一際目立ちます。
城壁を移動しながら写真を撮ります。
本当に良い天気!
この後、希望者は予定に無かったマラガ市内観光へ。
マラガ砦の横でバスを降り、ピカソの生家へ向かいます。
少し歩くとトリオス将軍の記念碑が建つマーセド公園に出ました。
記念碑は、スペインの建築家ラファエル・ミツァーナ(Rafael Mitjana)が、ホセ・マリア・トリオス(Jose María Torrijos)将軍の名誉を称えて建てたものだそうです。
公園の端っこに大理石のベンチに座ったピカソさん発見!
隣に座って、一緒に記念写真を撮ります。
ピカソの生家はその向こうにありました。
現在は博物館として運営されており、パブロ・ルイス・ピカソ基金の本部だという建物は新しく見え、これが生家??という印象です💦
ピカソのお洒落なエコバックが売っていて欲しい!と思うも、どんどん進んで行くので指をくわえて通り抜けます(笑)
と、突然「El Pimpi」というお店に入って行きます。
???と思いながらもどんどん進み、中庭を通り抜けます。
団体客がゾロゾロと通り抜けるので、食事中の皆さんビックリです💦
お騒がせして申し訳ありません(笑)
有名なお店らしく、それを見せたかったようなのですが…なかなか面白い観光案内です。
通り抜けたフデリア広場が終点です。
マラガ砦の下に、ローマ時代の円形劇場の遺跡がありました。
紀元前1世紀に建てられたものだというのでビックリです!
2010年にビジターセンターが出来たばかりだそうで、無料で見学できるようです。
もちろん時間が無いので通過です😢
マラガ博物館、マラガ大学、マラガ市役所の建物を見ながらマラガ公園まで歩き、バスに乗ってグラナダへ戻ります。
今日は早めにホテルに戻ったので、近くのスーパーへ買出し。
唯一、近くにスーパーマーケットがあると事前調査済です。
ツアーのホテルは郊外で周囲に何も無いことが多いので、晩酌アイテムを買いたい私は調査は重要!
せっかくの旅でもあるので、なるべく地産地消したいのです。
添乗員さんがホテルの周辺情報を全く把握していないので、10分後にロビー集合ということにして、希望者を連れて行きます。
サブ添乗員です(笑)
Cavaとかワインがめちゃくちゃ安くて、3本購入。
皆さんこれまた大量に購入していますが、重量と税金、大丈夫ですか?
例のオバサマが店員さんを捕まえようと…私に掴まえてくれと言ってきます。
地元の人が行くスーパーって安いし、決してお土産では買えないものもあって楽しいので色々見たいのに。
ホテルに1人日本人の女の子のスタッフがいて、その子が休み時間を利用して買い物に来ていたのですが、私が無視をしたので、その子を捕まえて案内させてます。
本当に時間泥棒…
すっかり振り回されていて申し訳ない😢
他の皆さんには喜んで頂けたので良かったです。
今夜はオプショナルツアーのフラメンコ鑑賞です。
ガイドさんとドライバーさんのイケメン2人が迎えに来てくれました(笑)
すぐにフラメンコに行くのかと思っていたら、ライトアップされたアルハンブラ宮殿の夜景を見に行くとの事。
綺麗な夜景の写真を見ていたので、実際に見れるとなってテンション上がります!
サン・クリストバル展望台に着いて写真撮影。
アルハンブラ宮殿が近すぎて、写真で見た夜景とはちょっと違う…なんて思っていたら、ドライバーさんの秘密の場所という丘の上にある教会に案内されました。
真っ暗で足元も悪く、どこに行くんだろう?と思いながら教会の裏に回ると…絶景です✨
ミラーレスカメラでは良い感じに撮れましたが、スマホやデジカメの人は苦戦していました。
ドレスコードを気にする方もいましたが、添乗員さんがなるべく歩きやすい靴でと言ったのが納得の石の坂を登って行くと、何も看板もない家に入ります。
ちなみにこの坂、雨の日は滑って非常に危険との事なので要注意です。
普通の家に見えましたが、中は洞窟になっていて奥にステージがあります。
なんと! 観客が私達しかおらず、ずっと手拍子をやめる事が出来ず、せっかくのサングリアにも口を付ける事が出来ません(笑)
説明もして下さっているのですが、スペイン語なのでサッパリ。
せっかくガイドさんとかいるのに…通訳して欲しかったです😢
ステージは間近で観れたこともあり、大迫力でステキでした。
男性が踊るのもカッコよかったです♡
感動もしましたが、気を遣ったおかげで少々疲れ気味でホテルへ戻りました。
日本から持って行った酎ハイも終わったので、スーパーで買出ししたアルハブラビールを頂きます。
5種類あったのですが、残りが3晩ということで3本購入して、味比べをしてみようと思います。
何人かでこのビールを選ぶ時にも、例のオバサマが「どれが美味しいの?」としつこく寄って来ました。
アルハンブラビールなんて知らないし、元々ビールはあまり詳しくない上にスペイン語で書いてあるのでわからないし。
なので皆好きな色合いの缶を選んでいたのですが…
本当にしつこくて「知りません😡」と突き放してしまいました。
このオバサマ、旅慣れていない方なのかと思っていましたが、他の方との話を総合すると、もう何ヶ国も旅行している方のようです。
それにしては…あまりの奔放さに嫌気がさしてます。
疲れる旅です…