DAY 5
バルセロナ
昨夜は余裕が無くて気付きませんでしたが、クリスマスの飾りがあったり、キレイなホテルでした。
朝食も充実していました。
今日は海沿いの道をバルセロナまで北上します。
痛めた足は整体の先生にアドバイスを頂き、バスの中でひたすらマッサージ。
優しいオバサマがサポーターをくれたりして、なんとか乗り切れそうです。
この高速沿いには、昨日以上に古城や教会がいっぱいあったのに、絶対見ようと思っていたタラゴナの水道橋を見逃すという痛恨のミス😢
バルセロナに到着すると、マリーナにあるレストランで昼食です。
このマリーナはオリンピック湾と呼ばれ、オリンピックの選手村跡地です。
海産物が美味しそうなお店です。
ずっと冷たいサラダばかりだったので、温野菜がとても美味しくて嬉しいです。
バレンシアから5時間の長旅の疲れも吹っ飛びます。
他のメニューも美味しそうなお店だったので、色々食べてみたかったです。
バルセロナの街中をぐるぐる走ります。
カサ・ミラとカサ・バトリョは車窓観光と言われているので、見逃すまいとキョロキョロしまくりです(笑)
バルセロナの街はほぼ正方形のブロックで構成されているので、どこをどう走っているのかわからなくなります。
日本とは全然違うデザインの建築物が多いので、無駄に写真を撮っていますが、バスの中からなので反射して撮るのが難しいです。
左手にカサ・バトリョ!
もうすぐ左手ですと言われても、わかりづらいです。
しかも、バスはかなりゆっくり走ってくれているのですが、止まってはくれないので大変💦
木や街灯もあるので、満足に写真が撮れません。
歩道も広くて遠くに感じられ、ちょっと悲しい感じです😢
カサ・バトリョでの失敗に落ち込んでいるヒマはありません!
すぐに右手にカサ・ミラが見えて来ます。
慌てて右側の空いてる座席に移動です。
幸いなことに手前の信号で止まったので、落ち着いて準備が出来ました。
しかし、太陽の位置がよろしくなく、反射したり黄色くなったりと上手く撮れません。
あっという間に通り抜けてしまいました😢
グエル公園に到着です。
駐車場にお菓子の売店が…
ピンクのバケツが気になります。
おそらく綿飴かと。
公園の中は椰子っぽい木と土の道が続き、ガウディの多彩な広場は全く見えないし、イメージと違う感じです。
突然、石の回廊が現れました。
高架橋らしいです。
下に入ってみると、天井が岩でぎっしり。
どうやって止まっているのでしょう?
なぜ落ちて来ないのか不思議です。
ガウディ博物館があったのですが、通過だったのが残念😢
私が「グエル公園」と思っている場所に出ました!
ラ・ナトゥーラ広場からが有料エリアです。
今までの所は無料のエリアでした!
係員にチケットを提示して階段を下ります。
周囲の波打ったベンチに描かれたタイルの絵は、同じものを見つける事ができません💦
ラ・ナトゥーラ広場の下に広がる多柱室は、市場として設計されました。
86本の柱が規則正しく並んでいます。
柱は管になっており、地下の貯水槽へ雨水を送り込むようになっています。
天井は丸いくぼみが続きます。
ラ・ナトゥーラ広場の修復中の丸いボコボコ、この形だったのですね。
3mの太陽のメダイヨンが、1mの月のメダイヨンに囲まれています。
閉じると蝶々になる門を抜けるとブガデラ(洗濯女)の回廊です。
控え柱の1つがブガデラ(洗濯女)だったことから名付けられた回廊です。
2段構造のスパイラルの回廊がカルヴァリーの丘まで続きますが、途中で引き返します。
鉄柵も繊細な細工が施されています。
1番の賑わいを見せている主階段です。
有名なトカゲは実はドラゴンだと発覚💦
とにかく人が多く、写真を撮るのが困難です。
主階段は3つの区画に分かれており、全てが噴水になっています。
ドラゴンは最上段にあります。
自由時間になったので、主階段から見て右手にある建物に入ります。
元々は管理棟だったらしいのですが、現在は本屋になっています。
あまり広くない建物に大勢の人がいるので、1階はぎゅうぎゅうです。
それに比べて2階は人がいなくて静かでした。
2階に上がる階段の手すりなど、あらゆる所にガウディのこだわりが見えます。
左手の元々守備小屋だったという建物にも入りたかったのですが、こちらも混んでいそうだったのでやめて、主階段の周りを歩きます。
ギフトショップがあり、お土産を買おうかと思ったのですが、レジが長蛇の列だったこともあって買い物は断念。
あっという間に自由時間は終了です。
出口に向かって歩きます。
斜めの柵がある通路に出ました。
細い通路を広く見せるためのガウディのアイディアです。
高架橋に出ましたが、入って来たところとは違うようです。
ここが1番静かで美しく、落ち着ける場所でした。
いよいよサグラダ・ファミリアです。
バスが近くに止められないとのことで、離れた所から歩いて向かいます。
見えてくると歓声が上がり、みんな写真を撮るのに夢中です。
足元と手荷物に注意です。
この周辺はスリが多いそうです。
まずはサグラダ・ファミリアの前にあるガウディ公園に行き、写真タイムです。
この公園が1番スリが多いそうなので要注意です。
ちょっと逆光気味だったので、あまり綺麗に撮れなくて残念😢
世界遺産に登録されているのは教会全体ではなく、茶色く見えるガウディによって建てられた部分だけです。
早く中に入りたくてうずうずしています。
生誕のファザードから建築中の栄光のファザードの前を通り、サグラダ・ファミリア教会付属学校の横へ。
今日は受難のファザードが入口のようです。
工事の内容によって入口が変わるようなので、要確認です。
受難のファザードはジュゼップ・マリア・スビラクスによる彫刻です。
イエスの最期の部分が描かれている為、内容も暗いし、入口なのに重苦しく感じてしまいました。
中に入るとステンドグラスに照らされた美しい空間が広がります。
西側の側廊が見事にオレンジに染まっています。
段々色が濃くなって、花の形がハッキリしてきました。
このように見えるのは数分で、日の向きなどもあるのでラッキーだと言われました。
多角形の柱に囲まれた身廊部分に向かうと、森の中にいるような気持ちのなりました。
受難のファザードから入って、右手にある栄光のファザードへ向かいます。
この栄光のファザードが教会の正面になります。
「我らの日用の糧を今日我らに与えたまえ」と、主の祈りの言葉が50ヶ国語で書かれています。
…が、これは布。
工事中で本物が見えない為、門の内部に実物大の布が飾られていました。
中央の身廊部分から後陣を見ます。
内陣の周りに7つの礼拝堂と聖歌隊席があります。
吊り下げられたイエスの天蓋が異空間のように見えます。
内陣前の空間を支える4本の中央柱の節目には、マルコの獅子、ルカの雄牛、マタイの天使、ヨハネの鷲のテトラモルフが明かり取りとして設置されています。
ブルーのステンドグラスが美しい東側に来ました。
ここは生誕のファザードです。
ヨゼフが見降ろす空間は、とても神聖なものに感じます。
真ん中の慈愛の門が閉まっている為、横の希望の門から外に出ます。
こちらはガウディの作品です。
イエスの生誕を現しているので、気分的にも明るい感じです。
近すぎて全体が見れないという(笑)
イエスの生誕を祝って音楽を奏でている天使や、扉が外尾悦郎さんの作品だと知って感動です!
素晴らしい!!の一言に尽きます。
慈愛の門が閉まっているのは風が強かったからだそうで、この扉が閉まっているのは本当に珍しいそう。
現地ガイドのアナさんまで喜んで写真を撮りまくっているという(笑)
本当にツイているかもしれません。
自由時間になったので、2016年に見れるようになったばかりの聖具室に行きます。
聖具室はがガラス張りで中には入れず、ガウディの作品が並ぶ回廊を歩く感じです。
ここがアナさんが行くべきだと言っていた博物館だと思っていた私は、このあとのんびりとガウディの作品集やら色々と買い物。
もう手荷物で持ち込めばいいや!と開き直って本を大量購入。
他の人も何冊も買ってます。
実は博物館はこの下だと聞かされ、慌てて博物館に向かいます。
慌てて飛び込むと、アナさんが奥だと教えてくれます。
色々ある展示物は置いておいて、まずは奥を目指します。
小さな窓から見えるのは地下礼拝堂。
こんな凄い空間が地下にあるとは知らなかったので、ちょっと鳥肌が立ちました。
すぐ下がガウディのお墓だと聞き、更にびっくりです。
不慮の死を遂げてしまったガウディですが、今はこんなステキな場所に眠っているのですね…
よくテレビ番組で見掛ける、実際に作業している工房も見れたりして感動でした!
日曜でお休みだったけど…
慌ただしくてしっかり見る事は出来なかったけれど、見落としたら絶対に後悔していたので、本当に良かったです。
全ての彫刻や空間に意味があり、学生の頃に倫理の授業で習ったりしたキリスト教の聖書を色々と思い出しました。
時間が出来たら、もう1度読み直してみたいと思いました。
集合場所のサグラダ・ファミリア教会付属学校の中に入ると部屋が2つに分かれており、奥が教室のようになっています。
そこにはガウディが実際に使ったデスクと椅子が飾られています。
外から見て波打っていた屋根は、内部も波打っていました。
ここは、ガウディがここで働く人の子供の為に建てた学校です。
サグラダ・ファミリアのライトアップまで時間があるとのことでお土産屋さんに連れて行かれます。
値段が高いものしかないので、他の人に誘われて通りにある別のお店を巡る事に。
サッカーグッズのお店もありましたが、若干怪しげなお店に入り、コワモテのお兄さん相手にディスカウントして、モザイク模様の可愛いティーカップを購入しました。
再びガウディ公園に行くと、サグラダ・ファミリアがライトアップされました!
美しい…
池が水鏡になっており、ベストポジションを確保するのは戦いです(笑)
バスが待つパブロ・ネルダ公園に行くと、横にあるビルの絵に釘付けです。
とてもリアルな絵が描かれていて、美術館か何かと思っていたのですが、後で調べたら薬局でした💦
ここでガイドのアナさんとお別れです。
サッカーとテニスはメジャーなスポーツで、もちろんラファエル・ナダルは有名だと。
しかしフィギュアスケートは全く浸透しておらず、ファビエル・フェルナンデスは全く知られてないという、ビックリな話も聞けました。
マリーナに戻って来ました。
どうやらスーパームーンだったらしく、月明かりが眩しいくらいです。
綺麗な光の道が撮れました!
夕食は最後の晩餐ということで、かなりゴージャスです✨
量が多くて食べきれないのですが、店員さんがフォークに刺して無理矢理食べさせます(笑)
お腹いっぱい…
マジカ噴水のライトアップを観に行こうとしたけれど、時間的に間に合わに事がわかったので、少しだけホテルの周りを散歩することにしました。
ディアゴナル通りは大通りなので大丈夫でしょう。
…と思って外に出たのですが、日曜の夜だからか人通りはまばら。
マリア・クリスティーナ駅近くのショッピングセンター付近のライトアップがきれいなだけだったので、早々にホテルに引き上げました。
ホテルに戻ると計量秤を回収です。
前に荷物に重量制限がる事を知らずに買い物をしてしまった時、他のツアー客の方が小さい秤を貸して下さったことがあり、私はワインを買うので危険だからと思って購入して持ち歩いています。
今回のルフトハンザ航空は重量が超過した時の料金が、フランクフルトまでのユーロ圏内と、フランクフルトから日本までの大陸間で15000円以上かかります。
皆さん超過料金が2,3000円だと思っていたようで、料金を伝えたら大騒ぎ💦
そりゃ、皆さん買いすぎでしょー(笑)
いつも最重量の私より重たい人が何人もいるんですもの…ということで、秤の貸し出しをしてました。
本当に疲れるな~。